特定建築物調査とは?どんな建物が対象になる?
特定建築物というと、あたかも一般的にはあまりない建物をイメージしてしまいますが、実際には大勢の人が出入りする施設はすべて特定建築物です。
病院、学校、老人ホーム、商業施設、映画館など。
不特定多数の方が出入りする空間は、安全性を保たなければいけません。
特定建築物に該当する建物では定期検査が必要です。
1年に1回が基本となりますが、施設によっては2年、あるいは3年に1回でも認められているケースもあります。
いずれにしても必ず建築士や調査員が確認を行って、問題がないとする報告書を提出する義務があります。
調査する場所は敷地内の床、壁、天井、屋根など建材の確認、そして避難出口や非常口などです。
建物の造りに問題はないか、人の流入経路に問題はないかを確認していきます。
数年に1回ぐらい大規模な火災が起こり、建物内に取り残され火災や一酸化炭素中毒で亡くなられてしまう方もいらっしゃいます。
そういった事態を防ぐために適切な人の出入り、および誘導が可能なのかを確認するのが主な目的です。
ときわ防災株式会社では首都圏エリアを中心に特定建築物調査や防災設備点検を行っています。
建物管理人さまはお気軽にお問い合わせください。