自動火災報知器や煙感知器が誤作動を起こしてしまう理由とは?
自動火災報知器や煙感知器が誤作動を起こすケースが稀にあります。
正確には誤作動というより、本来の目的とは違った場面で反応してしまうことがあるということです。
例えば、建物内で調理が行われたり、焚き火をしたりすると、それにより発生する一時的な煙や湿気が感知器に入り込み、誤作動を引き起こすことがあります。
煙感知器の場合は、建物内の調理場やシャワールームなど、湿気や蒸気が発生しやすい場所に設置されている場合、感知器が誤作動する可能性が高まります。
例えば、ホテルでよくあるケースですが、シャワー室からドアを全開にしていて、その湯気が室内に立ちこもり警報機が鳴ってしまったという事例もあります。
基本的にはデザインや設置の不具合で警報音が鳴ってしまう事はありません。
どういった場所で調理したり、お風呂場が設置されているのかあらかじめ分かっているからです。
利用者の思わぬ使い方によっては、そういった警報機が作動してしまうことがあります。
それ以外に考えられることでは、自動火災報知器や煙感知器の不具合の可能性もゼロではありません。
定期的なメンテナンスが必要です。
清掃やバッテリーの交換、感知器のテストなどが行われない場合、感知器の性能が低下し、誤作動が発生する可能性があります。
特に電気系統の問題により誤作動を起こすことがあります。
例えば、電力の波動や停電の発生、電圧の変動などは感知器の正常な動作を妨げ、誤作動を引き起こす事例が報告されています。
自動火災報知器や煙感知器のメンテナンスをご希望でしたら、弊社までお問い合わせください。