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消防設備って自分たちでテスト運転してもいいの?

消防設備のテスト運転を、その建物の管理者のみで行うことは基本的に避けた方が良いです。

消防設備は法的に義務付けられている点検や保守を専門業者が行うべきものなので、誤った使い方や不適切な点検をすると、いざという時に機能しないリスクが高まります。

自分たちでテスト運転しても、もし不具合があった場合、自分たちで対処できる方は少ないでしょう。
特に、スプリンクラーの放水や火災報知器の試験は、誤って行うと周囲の設備や人に迷惑をかけることもありますので避けたほうが無難です。

例えば、消火器やスプリンクラー、火災報知器などは、正常に作動するかどうか専門業者に確認してもらいましょう。

消防設備の点検には、消火器や火災報知機の点検、避難誘導灯の確認、スプリンクラーの水流テストなど、さまざまな種類があります。

特に商業施設や病院、介護施設、学校、会社など多くの人が行き交う建物ですと、非常事態で多くの犠牲者を生み出してしまうかもしれません。
そういった意味でも消防設備の点検は必ず消防設備士などの資格を持つ専門業者に依頼しましょう。 

消防設備のテストは、基本的には年に1回行えば十分です。
消火器、火災報知器、スプリンクラー、非常用照明・誘導灯、排煙設備等は早々劣化したり、故障するものではないので高い頻度での点検は必要ありません。

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